【頒布会・全12回】hayariの月刊世界のソーセージ（2食セット）12月スタート　※冷凍

商品説明

現代ソーセージ研究家、hayariの村上さんが長年研究し続けてきた世界中のソーセージを毎月お届けします。世界中で食べられているソーセージと時代背景を重ねながら、食べ進める“マニアックな”ソーセージの頒布会です。もちろんソーセージはhayariらしく自然派。化学結着剤・発色剤・保存料・アミノ酸等は一切使用せずに作っています。ソーセージのある食卓をお楽しみください。

家族構成にあわせて本数をお求めください
■2人前はこちら（2本入）
■3人前はこちら（3本入）

【第1回目：12月「lucanicae ルカニカエソーセージ」】
4〜5世紀 美食家アピキウスの書「料理について」から取りました。
塩は料理に欠かせないものですが、古代ローマでは技術が未発達であった為、量が限られ、価値ある存在でした。当時はリクァーメンという液体魚醤が用いられることが多かったようです。
肉は美食家アピキウスいわく、クジャク肉が最高で最下位が豚肉でした。今回、ソーセージには珍しい鶏肉を使用し、松の実、パセリ、胡椒をアクセントにしました。また、玉葱、マッシュルーム、にんにくは当時より親しまれおり、赤ワインでソテーしてソースにして内包。香りは、セイボリー、ヘンルーダ を使用しました。因みに薬草ヘンルーダ は伝統医療において現在でも使用されますが、食材としては使用できないので、今回はイタリアガルダ湖で取れたヘンルーダを漬け込んだグラッパを加え、気品ある芳香を纏わせました。

ソーセージの要である塩を今回は使わず、自家製リクァーメンの塩味で仕上げました。
付け合わせは、古代小麦スペルト小麦のファッロです。火山に沈んだポンペイ遺跡から発掘されたパンは、この古代小麦と塩でできてたそうです。今回は挽き割る前のプチプチした食感を楽しで頂きたいと思います。