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西日本豪雨災害を乗り越え出荷開始
柑橘の島 愛媛県中島
山のてっぺんの
極上みかん
中島は「作れない柑橘はない」と言われるほど、柑橘栽培に適した環境を持つ名産地です。市場でも最高値をつけたこともあるほど名を馳せた中島。かつて15000人ほどだった人口はいまでは3000人。人口減少の波には逆らえず高齢化が進む中、それでも移住者が増えつつあり、今後の可能性を秘めた島です。
まさに柑橘の島
中でも一番高い場所にある
東さんの畑
島の大半は山で、山頂近くまで果樹園(みかん畑)だらけです。現在一番高い場所にあるのが東さん(80歳)の畑です。被害が発生する前までは、この広い園地を奥様とたった二人で世話をしていました。
中島は傾斜地の園地が多く、頂上から麓までびっしりとみかんの木が植えられています。
かたい岩盤の上に花崗岩質の砂状の土が薄く覆われた環境のため、木の根は深くならずに横に広がります。そのため水分を吸収しにくいので、果実にうまみが凝縮されます。
しかもこの傾斜によって太陽が木によく当たり、潮風がミネラルを運んでくれるので、中島のみかんはコクのある味わいになります。
(しかし、今回の豪雨災害ではこの環境が仇となり表層崩壊を起こしました)
こうして高い場所から海風と太陽のきらめきを受けながら一帯を眺めると、
静けさの中でのんびりとした時間が流れ、まるでみかんになったような心地がしました。
柑橘の島、愛媛県中島
なかでも一等地・宮野地区の
最上クラスの畑のみかんを
厳選してお届け
この畑は山頂近くにあり標高200メートルの場所にあります。日当たりも良く温度差もあるこの畑はおいしいみかんが収穫できると島の人達からのお墨付きがあります。取材時、糖度は実測13.8度ありました。
中島の1年のはじまりはみかんの出荷からです。
10月の極早生品種からスタートし、一番遅いからマンダリンの6月まで様々な品種のみかんが出荷されます。島民は冬から春にかけてずっと柑橘と共に過ごすことになります。歴史ある柑橘の島の味わい、ぜひ通期で楽しんでみてください。
※今期のみかんは選別する時間がとれず、傷あり品でお届けします。
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