『俊菓 (しゅんか) プレミアム和三盆』 和歌山県産 約3kg S〜Mサイズ 木箱入※常温 橋爪流栽培みかん

【橋爪さんの果樹づくりと「”増糖”作業」】
橋爪さんは、剪定へのこだわりと夏・秋2回の「増糖作業」と呼ばれる独特の作業によりこの味わいを作り出しています。 橋爪さんの農園では、みかんの実より葉が上にくるように剪定することで、光合成を活発に行わせ、養分を十分に蓄えさせた丈夫な葉をこんもりと育てます。
夏になるとみかんの樹を乾燥状態にします。追い込まれた果樹は、豊かに育った葉へ栄養を凝縮させます。主にタンパク質・炭水化物など、みかんの美味しさの素となる栄養素です。秋になり果実が成長するタイミングで、今度はこの栄養分を葉から果実に「転流」させます。この2つのステップが橋爪流みかん栽培の「”増糖”作業」です。感性と経験に裏付けられたこの困難な作業があってこそ、他のみかんでは味わえない『俊菓みかん』の味わいが生まれます。その味と技術は全国の腕利き生産者の中でも一目置かれる存在で、多くの同業者が橋爪さんの果樹園へ学びに来るほどです。

【求める甘さは例えるならば和三盆】
このみかんで注目すべきは、甘さの質まで追求している点にあります。 果糖、ブドウ糖、ショ糖と甘みのもととなる種類はありますが、ついつい食べ続けてしまう美味しさを追求し、ショ糖の比率が上がるように作り込んでいます。果糖はより甘みを強く感じる成分のため、味にインパクトを与えることができます。しかし、橋爪さんは「食べ続けてしまう甘み・美味しさ」として究極の水菓子を目指して励んでいます。